化学生物総合管理

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第6巻 , 第1号 , (pp.58-65)
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ハワイアンウッドローズ種子抽出液の雄マウスの行動及び神経症状に及ぼす影響
福森信隆、安藤 弘、久保喜一、湯澤勝廣、長澤明道、高橋 博、矢野範男、不破 達、大橋則雄、小縣昭夫
東京都健康安全研究センター
東京都によるいわゆる脱法ドラッグ条例の制定と国による追随の結果、未規制薬物市場においては化学系違法ドラッグが減少する代わりに、植物系ドラッグが増加している。今回、リゼルグ酸アルカロイドの含有が疑われる市販品のハワイアンウッドローズ種子からの抽出液をマウスに経口投与して、行動及び神経症状に対する影響について我々が開発したスクリーニング試験法を用いて調べた。高用量群で、首振り運動や鎮静作用、音に対する外界反応の亢進、痛反応及び払いのけ反射の増強等がみられた、これらの変化には、脳内セロトニンの消長が関与するものと示唆された。
Keywords: ハワイアンウッドローズ種子抽出液 , スクリーニング試験 , 行動 , 神経症状 , 雄マウス ,
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