化学生物総合管理

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第5巻 , 第1号 , (pp.24-31)
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LC/MS/MS同時分析による穀類中のオクラトキシン及びシトリニンの汚染調査
飯田憲司1,田端節子1,木村圭介1,鈴木仁2,井部明広3
東京都健康安全研究センター、1食品化学部食品成分研究科、2医薬品部医薬品研究科、3精度管理室
LC/MS/MSを用いて、穀類中のオクラトキシンA (OTA)、オクラトキシンB (OTB) 及びシトリニン (CIT) の同時分析を行った.LC/MS/MS条件としてカラムにODS系カラム、移動相にアセトニトリル-1%ギ酸(4:6)混液、イオン化法にESI(+)を用いたところ、定量限界はOTA及びCITで0.07µg/kg、OTBで0.03µg/kgであった.本法を用い市販穀類33試料を調査したところ、OTAが6試料から0.2-1.8µg/kg、CITが2試料から0.7及び1.1µg/kg検出された.
Keywords: オクラトキシンA , オクラトキシンB , シトリニン , マイコトキシン , 高速液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析法 , 穀類 ,
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