化学生物総合管理

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第4巻 , 第1号 , (pp.88-111)
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化学物質総合管理における国際動向−SAICM合意後1年間の歩みを振り返る−
橋 俊彦1、増田 優2
1:JSR株式会社 環境安全部 2:お茶の水女子大学 ライフワールド・ウオッチセンター
2006年2月のSAICMの採択は、国際機関、国、産業界などの政策に大きな影響を与えている。ここでは、これまで世界の化学物質総合管理に関する議論の場であったIFCSがSAICMの採択によって受けた影響とIFCSの今後の見通しについて報告する。また、第2回ICCMの準備のために5つの地域でSAICM地域会合が行われることになった。このうち2006年にはアフリカ、中東欧、EU-JUSSCANNZの3つのSAICM地域会合が開催された。本報告ではこれらの動きを中心にSAICM採択後1年間の世界の動きの概要を検証するとともにSAICMに対する日本の取り組みについて考察を述べた。
Keywords: SAICM , 化学物質総合管理 , IFCS , 地域会合 , 国際動向 ,
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