化学生物総合管理

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第4巻 , 第1号 , (pp.78-87)
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NN’-ビス(24-ジスルホベンジル)トリジン(SBT)試薬による遊泳用プール水中の二酸化塩素,亜塩素酸イオン及び残留塩素の定量
有賀 孝成1、押田 裕子1、川本 厚子1、青山 照江1、永山 敏廣2
1東京都健康安全研究センター多摩支所、2 東京都健康安全研究センター
プール水中の二酸化塩素、亜塩素酸イオン及び残留塩素の定量法としてNN’-ビス(24-ジスルホベンジル)トリジン(SBT)試薬を用いる方法を検討した。pH5.0〜5.6の酢酸緩衝液を用いると二酸化塩素の測定において遊離塩素の妨害を受けるため、pH6.3のリン酸緩衝液を使用した。しかし、リン酸緩衝液では呈色後、吸光度が急激に低下することからSBT試薬の添加後、直ちに測定した。また、亜塩素酸イオンの測定はヨウ化カリウム溶液を添加した後に硫酸を添加すれば遊離塩素の影響を受けない。プール水を測定した結果、本法による測定値はNN-ジエチル-p-フェニレンジアミン(DPD)吸光光度法による測定値とよく一致した。
Keywords: 二酸化塩素 , 亜塩素酸イオン , 残留塩素 , NN’-ビス(24-ジスルホベンジル)トリジン(SBT) , NN-ジエチル-p-フェニレンジアミン(DPD)吸光光度 , 法 , 遊泳用プール水 ,
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