化学物質総合管理のための評価指標の開発(U)‐004年度企業行動調査結果の分析‐
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大久保明子・増田 優
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お茶の水女子大学 ライフワールド・ウオッチセンター
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化学物質総合管理が社会的責任の一つとしての位置を占め始めた今日、社会のあらゆる主体者の自主的な取組みの重要性が増している。これを受け、我々は社会全体の化学物質総合管理の向上を促進する目的で、Science軸、Capacity軸、Performance軸に基づいた「化学物質総合管理のための評価指標」を提示し、その妥当性を確認してきた。本報では、この評価指標を広範な業種の企業に初めて適用した調査について報告する。調査期間は2004年6月〜8月であり、調査内容は、主に化学物質のハザードに関連する取組みである。調査結果の分析から、化学物質のサプライヤー企業とユーザー企業による取組みの違いを把握し、化学物質総合管理の向上のための課題を抽出した。
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Keywords: |
management of chemicals , social responsibility , index for company activity , |
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[PDF (111.8K)]
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