化学生物総合管理

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第1巻 , 第2号 , (pp.288-305)
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企業の社会的責任と化学物質総合管理を巡る最近の国際動向‐行動評価指標の開発の視点を踏まえて‐
高橋俊彦・山崎隆生・大久保明子・増田優
お茶の水女子大学 ライフワールド・ウオッチセンター
近年、企業の社会的責任(CSR)の重要性が社会で認識されるようになり、21世紀の企業の発展にとって大きな前提条件となりつつある。化学物質管理はCSRの観点からも欠かせない要件であるとともに環境と開発に係る国際的な活動の主要な課題である。OECDのEHSプログラムの活動状況を調査し、(Q)SARs ESDs MANsなどの各種サブプログラムが活発に遂行されていることを確認した。EUのREACH規則案に関しては、「重複登録」や「成形品」に関する条項をめぐる欧州委員会、関係各国および関係団体の動向およびREACH規則が施行された場合に企業が受ける影響について調査した。加えて、化学物質総合管理に大きく関係してくる企業の社会的責任の現状を調査し、今後の課題を検証した。
Keywords: Integrated management of chemicals , OECD , EHS , REACH , CSR ,
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