リスク評価に用いられるESD (排出シナリオ文書) の概要
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窪田清宏・宮地繁樹・窪田葉子
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財団法人化学物質評価研究機構、株式会社荏原製作所
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化学物質のリスク評価を実施する上で暴露評価は重要であるが、一般化が困難である。しかし、暴露評価の一部である排出量推計に用いる Emission Scenario Documents (排出シナリオ文書、ESD) については、いくつかの国や国際的な機関で作成されつつある。そのうち、OECDのESDについて、対象範囲、ライフサイクル、排出先の網羅性および計算式例を解説した。また、我が国のPRTR制度における排出量算出方法との比較検討を行なった。我が国で既に作成されているこの算出方法をESD作成に活用することで国際的に貢献できる。
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Keywords: |
ESD , TGD , Exposure assessment , Risk assessment , Emission factor , |
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[PDF (88.8K)]
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